牡牛座の天体と成長の方向性

もくじ

    牡牛座は「築いて、維持するエネルギー」「現状・あるべき状態を維持する欲求」を表すと言われています。

     

    前のサインの牡羊座が「競争・戦い」に挑む勇気を持つ自分だとすると、牡牛座は「競争・戦いが必要ないくらい安定した状態」を築くための自分だと言えます。

     

    イメージとしては、牡羊座が勇敢に切り開いた辺境の新天地で、牛を飼って生活を安定させるのが牡牛座です。

     

    ホロスコープが全てのサインを内包していること(つまり、一人ひとりの中に12サインが存在していること)を考えると、「闘う・挑戦する」だけでなく「安定する」ことも心に必要な状態であることがわかります。

     

    牡牛座に天体を持つ人(特に太陽・月・水星・金星・火星のどれか)は特に、「安定を築き・維持すること」が成長のテーマの一つになります。

     

    これは物質的・経済的な意味はもちろん、心理的な意味も持ちます。

     

    ストレスや不安・トラウマ等を抱えて心が休まらない場合、どうすれば「安心」することができるのか。何に「安心」を求めているのか(例:お金・食べ物・仕事・地位・名声)。それらの行動で不安が本当になくなるのか、等といった問題もテーマのうちかもしれません。

     

    この他にも牡牛座には「自然・芸術・美的感性・五感の刺激」などの資質があり、これらも「安定・安心」のテーマに関わってくる可能性があります。

     

    今月のポッドキャストは、以下のリンクでお聴きになれます:

     

    【牡牛座の天体と成長の方向性】

     

    新里ひろき
    新里ひろき

    アメリカ・フロリダ州在住の心理占星家。西洋占星術界の重鎮ノエル・ティルに師事。氏の難解で有名なマスターズ占星術認証コースを最優秀の成績で卒業。日本と英語圏の両方で個人セッションとノエルティル流心理占星術の講師として活動中。

    この記事へのコメント

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です