人生において「やりたくないが、やるべきこと」というのは必ず存在します。
学生の時の宿題や受験勉強。社会人として仕事・ビジネスにおいて必要とされる勉強や努力。音楽家ならば毎日の楽器の練習、小説家ならば毎日ノルマの文章を書くこと。
プライベートでは家の掃除だったり、健康管理のための運動だったりと、「やる気にはならないが、望む結果を得るためにやる必要があること」というものは常に存在します。
出生図の天体を人生において発達させるべき能力として考えると、土星はこれらの「やりたくないことをやる能力」として考えることができます。
それはつまり、やりたくないという「感情」よりも、「望む結果・必要な責任」を優先させる心理的機能。
土星がしっかり機能している人ほど、「成すべきこと・正しいこと」のために行動でき、それが長期的な結果や成功に繋がっていきます。
そして、結果を出すごとにそれが安定した「自信」や「自尊心」として心を強くしていきます。
しかし、土星の成長の道筋は、必ずしも「我慢して努力すれば報われる」といった単純なものではありません。感情を無視して周囲から押し付けられる責務を果たそうとしても、自分のためにならない努力というものがあります。両親の期待に答えるために、自分には合わない長期的目標を抱えてしまうこともあるかもしれません。
今回のポッドキャストは、困難な状況を経験している方や、目標への障害を乗り越えようとしている方たちにとって重要な内容だと考えています。興味のある方は、ぜひお聞きになってみてください。
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